「消防士を辞めて転職したいけど収入面が不安」
「転職して後悔したくない。。。」
「消防士を辞めて安定を捨てるのが怖い」
今回はこんな悩みを解決していきます!
- 消防士を辞めて転職して気づいた3つの後悔
- 僕の周りの元消防士に聞いた!転職後の5つの後悔
- 僕が消防士を辞めて転職した5つの理由
- 消防士を辞めなければよかったという後悔はゼロ
- 消防士を辞めて後悔しないようにもう1度しっかり考えよう
- 消防士が後悔のない転職するたった1つの方法
本題に入る前にこの記事を書いている僕の自己紹介をさせてください。
【自己紹介】
- ぱんだの中の人(詳しいプロフィール)
- 元公務員(消防士)
- 現役の在宅エンジニア(未経験から転職)
- YouTube(ぱんだ【元消防士エンジニア】)
- twitter (@from_fdcom)
消防士を辞めて転職しようか迷う理由は人それぞれだと思います。
- 「給料が低い」
- 「人間関係が大変」
- 「定年退職後が不安」
- 「厳しい組織に疲れた」
- 「勤務が不規則」
などなど。
でも消防士を辞めたいあなたの気持ちとは反対に、周りの人の中には反対意見もあるはず。反対されていると、どんどん辞めるのが怖くなってきますよね。
確かに、何も考えずに辞めるのはおすすめしません。転職に失敗したり、最悪の場合、転職できずに無職になってしまう可能性も。
しっかりと準備してから辞めないと
後悔の残る転職になっちゃうんだね…
逆に言えば、やることをしっかりやれば転職は必ず上手くいきます。
事実、僕は消防士時代よりも稼げるようになったし、時間に余裕もできたし、ストレスも減りました。何より、消防士時代よりも組織のしがらみもないため、かなり自由な生活に。
この記事では、消防士を辞めて転職した僕の実体験だけでなく、同じように消防士を辞めた人たちの実話も踏まえて解説していきます。
転職をできるだけ早く進めたい人は、まずどんな転職先があるのかを知ることが大切。消防士からの転職でおすすめは、未経験分野に強いアーシャルデザインです。
消防士を転職して気づいた3つの後悔

正直、僕は、消防士を辞めた事への後悔はゼロ。ただ「消防士を辞める前にやっておけば良かった」とかの後悔は3つほどあるので、ここで解説します。
でも、おそらくこの記事を読んでいるあなたは、「消防士を辞めなければよかった。。。」という後悔の具体例を見たいですよね。
もちろんこの後、僕の周りにいた消防士を辞めたことによる後悔をしている人たちの実話も踏まえて解説するので安心してください。では、まずは僕が消防士時代にやっておけばよかった後悔を3つ紹介します。
- 副業しておけばよかった
- スキルを磨いておけばよかった
- もっと早く転職すればよかった
1つずつ解説していきます。
消防士を転職して気づいた後悔① 副業をしておけばよかった
消防士時代もかなり時間に余裕があったため、休みの日に副業をしておくべきだったという後悔があります。ここで言う副業とは、バイトとかではなく、個人で稼ぐ副業のことです。
なぜなら、副業をしてお金の稼ぎ方を知っておけば、転職するときの気持ちにも余裕が生まれるからです。しかも消防士時代は、まだ子供もいなかったので、自分の時間が余るほどありました。
なので「今の子育てに費やしている時間を全て副業に費やしていたら、、、」と思うと、後悔しかないです。笑
実際、子供がいないと頑張れないものなのかもしれませんが。
消防士を転職して気づいた後悔② スキルを磨いておけばよかった
副業で稼ぎながらスキルを身につけられれば最高ですが、少しハードルが高く感じる人もいるはず。そんな場合は、稼げるスキルを身につけておくのがおすすめ。
僕は、プログラミングスキルを身につけようとして必死に勉強したんですが、独学でしかやらなかったので、全然成長しませんでした。
プログラミングスクールなどに自己投資して、仕事に使えるほどのスキルを身につけておけばよかったと後悔してるよ。
消防士時代にもっと高いレベルまでプログラミングができるようになっていれば、もっとスムーズにプログラマーに転職できたはず。。。泣
プログラミングは需要が高いのでおすすめですが、他の分野でも良いので自由度の上がるスキルを身につけられると良いですね。
消防士を転職して気づいた後悔③ もっと早く転職すればよかった
1番の後悔はこれかもしれません。やっぱり消防士を辞めて安定を捨てるのが怖かったんですよね。
でも、転職してから気づいたんですが、消防士も辞めてみたら案外大したことありません。
むしろ、もっと早くプログラマーに転職していれば、今頃、もっとスキルもついて稼げてたのかもしれないと思うと、かなりもったいないことをしたと後悔してます
実際に転職したい場合はどうしたらいいのか

転職にはもちろん不安があると思います。でもこの記事を見てる以上、辞めたいのは本音じゃないですか?
実際、転職すると今よりも給料も上がり、今よりも経済的にも時間的にも楽になれたら最高ですよね。
実際に僕自身も転職は不安でした。まずは転職先を探してみることが大切。見つかればあとは行動するだけなので。
消防士からの転職の場合、未経験分野への転職になると思います。消防士の方には、未経験分野への転職に強いアーシャルデザインがおすすめです。
僕の周りの元消防士に聞いた!転職後の5つの後悔事例

僕の周りで、実際に消防士を辞めた人に後悔したことを聞いてみると、次の5つに当てはまる後悔が多いです。
- しっかりと準備をするまで辞めなければよかった
- 給料が下がった
- 退職金がなくなった
- 安定がなくなった
- 転職して忙しくなってしまった
「消防士を辞めなければよかった」という後悔をしている人はこんな感じの後悔をしていますね。1つずつ解説していきます。
消防士を転職後の後悔事例① しっかりと準備をするまで辞めなければよかった
僕は次の職業が決まってから辞めたので大丈夫でしたが、次が決まる前に辞めてしまう人も少なからずいます。
もちろん、お金に余裕があれば話は別。しかし基本的には、次の収入の目処が立ってから辞めないと後悔するのは当たり前ですよね。
なので、しっかりと次の仕事を決めてから辞めるのがおすすめ。転職サイトに登録するだけでも視野がかなり広がるはずです。
最初の一歩として求人を見るだけでも立派な行動。未経験に強いアーシャルデザインがおすすめです。
消防士を転職後の後悔事例② 給料が下がってしまった
給料が下がってしまうのは、消防士からの転職にはありがちです。しかし当然といえば当然。
なぜなら、消防士(公務員)は基本的にスキルがないため、市場価値が上がりにくいからです。
僕も最初こそ給料は下がりましたが、プログラミングスキルが身に付いてくるうちに給料も上がっていきました。さらに今後、もっとプログラミングスキルと経験を積めば、フリーランスエンジニアという選択肢も出てくるんですよね。
フリーランスエンジニアになれば月収100万円とかも珍しい業界ではないため、消防士時代の給料は比になりません。つまり、給料が下がってしまったという後悔は、稼げるスキルを身につければ解決できます。
あくまでプログラマーは1つの例ですが、稼げるスキルがつくような転職をするのがおすすめです。
消防士を転職後の後悔事例③ 退職金がなくなった
退職金がなくなってしまったという後悔もよくあるパターンです。しかし、それもあまり機にすることではありません。
なぜなら、公務員の退職金はどんどん減り続けているからです。下のグラフを見ても、一目瞭然です。

(引用元:マネービバ)
しかも寿命が伸びている今の時代、公務員である消防士は定年退職後も働くことはほぼ確定。
しかし、ずっと消防士をやっていたら、スキルもないので定年後には仕事探しも苦労しますよね。仕事が見つかったとしても、スキルがないために新卒と同じような給料に逆戻りです。
なので、退職金がなくなる後悔の心配は不要。むしろ、退職後にも稼げるスキルがあった方が安泰ですよね。
消防士を転職後の後悔事例④ 安定がなくなった
確かに消防士は安定しているため、転職後に安定を失って後悔している人が多いです。しかし、公務員は安定していても、安心できる時代ではなくなってきています。
理由は、先程も言いましたが市場価値が上がらないからです。詳しくはこちらに書いてあります。
消防士を転職後の後悔事例⑤ 転職して忙しくなってしまった
消防士時代は24時間勤務なので休みが多く感じますよね。特に、家族がいる人は平日昼間も休める消防士は自分の時間も取りやすいと思います。
確かに転職する業界によっては消防士時代より忙しくなってしまう可能性は大きいです。例えば、営業職とかは忙しそうですよね。
僕の場合、忙しくなりたくないという理由もあり、プログラマーに転職したのでリモートワークなど自由な働き方も可能。さらに、将来的にフリーランスエンジニアになれば週3勤務とかで消防士時代よりも稼ぐこともできます。
忙しくなってしまうかどうかは、身につけるスキルによりますね。
僕が消防士を辞めて転職した5つの理由

ここで、僕が消防士を辞めて転職した理由を紹介します。興味ある人は読んでみてください。主な理由は以下の5つ。
- 給料が低い
- 定年退職後が不安だった
- 組織に縛られ過ぎる
- 家族との時間を増やしたかった
- 上司のようになりたくなかった
1つずつ解説していきます。
消防士を辞めた理由① 給料が低い
消防士は公務員なので、給料は低いです。
厳密に言うと、平均的なので低くはないのですが、副業もやりにくいし頑張ってもほぼ変わらないので、やはり体感的に給料が安いと感じている人も多いです。
頑張ってもあまり給料が変わらないのは辛いと感じ、消防士を辞めました。
実際に、僕が26歳のときの手取りは、家賃手当てなどを含めなければ約15万円。。。泣
実際の僕の公務員時代の給与明細はこちらに載せてあるので、読んでみてください。
>>【僕の公務員時代の給与明細も公開】20代地方公務員の年収まとめ
消防士を辞めた理由② 定年退職後が不安だった
公務員は、定年退職後は退職金がもらえます。
しかし、先程も解説しましたが、退職金は年々減少傾向にある上に寿命が長くなっていますよね。
なので退職金だけでは足りずに定年退職後も働く人がほとんど。
いろんな上司が定年退職し、その後も働いている様子を見れば見るほど不安になったよ。
公務員は汎用的なスキルがほぼないので、退職後に大きく稼ぐことは難しいです。
少なくとも僕が見た限りでは、ほとんどの退職者が新卒の初任給と同じような給料で働いています。
「去年まで偉い人だったのに、今は、、、」と感じてしまいました。
それを見て将来がすごく不安になったんですよね。
消防士を辞めた理由③ 組織に縛られ過ぎる
消防士って、結構上司が厳しかったりするんですよね。
しかも、仕事とは全く関係のないことで口うるさく注意されることもあります。
「常に組織に縛られている」という感覚でした。

休みの日にプライベートで上司に遭遇して、その時の服装を注意されたことすらありました。
これは少し極端な例ですが、多分どこの消防士も同じようなことありますよね。
公務員をやっていて、メンタルが辛いという人はこちらも読んでみてください。
>>公務員でメンタルが辛い時に読んで欲しい。退職しても大丈夫な理由
消防士を辞めた理由④ 家族との時間を増やしたかった
とにかくもっと家族との時間を大切にしたいという思いがありました。休みの日にも、訓練や災害で仕事になってしまう日も。
しかも、災害時には家族のそばにいられない可能性すらあります。
今の時代、リモートワークもあるのに消防士はもちろん出勤が必要ですよね。
なので、他の仕事をして、たくさん稼いで時間を作ることや、リモートワークをすることも転職する理由の1つでした。
やっぱり、毎日家族と一緒に夕食を食べて、子供と一緒に寝られるようになったのは嬉しいことだよね。
消防士を辞めた理由⑤ 上司のようになりたくなかった
よく「会社の上司の姿が自分の将来の姿だ」と言われるじゃないですか。確かに一理ありますよね。
そして上司を見てみたら、とても尊敬できる上司ではありませんでした。
なので、自分はこのまま消防士を続けたら同じ道を辿る可能性があるという恐怖心もあり、転職を決意しました。
とにかく、「このまま消防士をやっていくと将来どうなるか」を考えたら不安ばかりだったってことだね。
「消防士を辞めなければよかった」という後悔はゼロ

僕の場合、「消防士を辞めなければよかった」という後悔はゼロ。理由は主に以下の3つ。
- 稼げるスキルが身に付いた
- 堂々と副業ができる
- とにかく自由
消防士を辞めて後悔してない理由① 稼げるスキルが付いた
現在はプログラマーなので、汎用的な稼げるスキルが身につきました。
しかもそのスキルのレベルが今も上がり続けています。
消防士のときは「ここを退職したら終わりだ」って思いながら働いてたんですが、
今は「プログラミングができればどこでも働ける」という余裕ができました。
プログラミングスキルは、あらゆるスキルの中でも需要の高いスキルです。
消防士を辞めて後悔してない理由② 堂々と副業ができる
公務員は基本的には副業のハードルが高いですよね。中には副業やってる人もいますが、できる副業の範囲が狭いのは確かです。
可能な副業が限られるということは、その分稼げる確率も下がります。もちろん、副業ができる会社に転職しなければ堂々と稼ぐことはできませんが、、、(とはいえ公務員のように法律で定められているわけではないのでバレた時のリスクは小さいです。)
逆に副業OKの会社に転職して堂々とできるようになれば、お金の不安は解決しやすくなりますよね。
僕も副業してるので、お金の不安は消防士時代よりも減ったよ。
消防士を辞めて後悔してない理由③ とにかく自由
今は、消防士時代と比較するとかなり自由です。
消防士の人なら共感してもらえると思いますが、組織の顔とか、上司からの評価とか必要以上に気にしなければいけないじゃないですか。
でも今は、休みの日に誰かと会ってしまうこととか気にしなくて良いし、とにかく無駄な縛りがないのでかなり自由さを感じます。
消防士を辞めて後悔しないようにもう1度しっかり考えよう

とはいえ、消防士を辞める前に1度冷静に立ち止まって考えましょう。
なぜなら、消防士は普通に考えて素晴らしい職業だからです。
そして、どんな仕事でも必ず嫌な時期はあるからです。
消防士を辞めた後に「消防士辞めなければ良かった、、、」という後悔をしないようにしたいですよね。
「なぜ辞めたいのか」を明確にするために、1度消防士を辞めたい理由を紙に書き出してみると、悩みを具体的に言語化できるのでおすすめ。
1度冷静に考え直すために、消防士を辞めたい理由を紙にまとめてみると頭が整理できるよ!
公務員のメリットとデメリットに関しては、こちらの記事でまとめてあります。
>>公務員のメリットとデメリットを5つの視点から元公務員が徹底解説!
消防士が後悔なく転職するたった1つの方法

消防士を辞めた後に後悔しないためには、需要の高いスキルを身につけることです。
理由は、スキルをつければ、お金も稼ぎやすく、人間関係の自由度も増すからです。
例えばプログラミングスキルなら、需要の高いスキルなので稼ぎやすいんですよね。
そして、需要が高いということは、いろんな所から必要とされているということ。
つまり、働く場所を選びやすいため、人間関係の自由度も増えるのです。
「失敗したら後悔しそう」と思うかもしれませんが、それは何をやっても同じ。
僕が思うのは「挑戦しないこと」が1番の失敗だということ。
消防士を辞めたいのに辞めずに後悔することだってあります。
スキルをつけて必要とされる人間になれば、後悔する確率は限りなく低くなるのです。
僕がおすすめのスキルは、もちろんプログラミング。
もちろん他にも稼げるスキルはあります。不動産、営業、保険などなど。考えていても仕方がないので、実際に転職先があるのか、転職できそうなところはあるのかを調べてみることが最優先です。
【まとめ】結論、消防士から転職した後悔はゼロ
結論、僕は、消防士を辞めて転職したことを全く後悔してません。
むしろ、ちゃんと行動して良かったとすら思ってます。
なぜなら、消防士時代よりも明らかにスキルが付いているからです。
プログラミングスキルが今後も上がっていけば、応じて私の稼ぐお金もどんどん上がっていくでしょう。
「でも安定してないんじゃない?」とよく聞かれますがそれはナンセンス。
僕からしたら、消防士時代のスキルがない状態の方が不安定。
だって嫌なことがあって退職したり定年後に退職した時に、手元に何のスキルもないんです。
その時に収入が激減するのが怖かったんです。なので、消防士を辞めて転職した後悔は全くないですね。
でも、僕とは違う理由で消防士を辞めたい人もいるかもしれません。迷っていても何にも変わらない状況で時間だけが過ぎていくので、小さくても良いので行動しましょう。