「ネットやSNSで、”未経験からエンジニアになるのはきついからやめとけ”と言われるけどやっぱりやめといた方が良いのかな?」
「未経験からエンジニアになりたいけど、やっていけるか不安」
今回はこのようなお悩みについて解説します。
- 未経験からエンジニアになっても問題ない2つの理由
- 未経験でエンジニアになるのはやめとけと言われる5つの理由
- 未経験からエンジニアになってみた僕のリアルな感想
- 未経験から最短でエンジニアになるにはスクールが最強
- 未経験からでもエンジニアをやっていける人の3つの特徴
本題に入る前に、この記事を書いている僕の自己紹介をさせてください。
【自己紹介】
- ぱんだの中の人(詳しいプロフィール)
- 元公務員(消防士)
- 現役の在宅エンジニア(未経験から転職)
- YouTube(ぱんだ【元消防士エンジニア】)
- twitter (@from_fdcom)
僕は大学を卒業後6年間消防士をやってましたが、未経験からエンジニアに転職しました。パソコンは大の苦手だった僕がエンジニアになっているので、説得力はあると思います。
未経験からエンジニアになりたくてもなれるのか不安ですよね。
なった後に仕事についていけるのかという不安もありませんか?僕も同じ不安を持ちながらエンジニアを目指していたのですごくわかります。
あなたがこの記事を読み終わる頃には、未経験からでもエンジニアになれる理由と、無駄な苦労をせずにエンジニアになる具体的な方法がわかっているはずです。
結論、未経験からエンジニアになっても問題ない2つの理由

結論から言います。未経験からエンジニアになっても問題ありません。理由は2つです。
- 圧倒的なエンジニア不足
- 未経験から入りやすい時代と環境
順番に解説していきます。
未経験からのエンジニアが問題ない理由① 圧倒的なエンジニア不足
かなり前から言われてることですが、エンジニアの数が圧倒的に不足しています。そして今後も不足していくことでしょう。
なぜなら、経済産業省からも、「2030年までにIT人材が最大約79万人も不足する」と言われているんですよね。(参考:IT人材需給に関する調査)
なので「未経験でも頑張って教育するから、やる気のある人がいれば欲しい」という企業も多いんですよね。
僕がエンジニアとして働いてきた企業すべてが人手不足でした。
事前に勉強してやる気のある姿勢をアピールすれば、あなたを欲している企業はあります。
未経験からのエンジニアが問題ない理由② 未経験から入りやすい時代と環境
今の時代、未経験からでもエンジニアになりやすい環境が整っています。
例えば、
- プログラミング学習サイト
- プログラミング学習アプリ
- プログラミング初心者向けYouTube動画
- プログラミングスクール
など、昔はなかった学習環境が整いまくってますよね。
しかも、プログラミングスクールに入っちゃえば就職支援までサポートしてくれるスクールも多いです。
なので、今の時代と環境があれば未経験からでもエンジニアになることはさほど難しくありません。
「入っても続けられるかわからない」という人はこちらの体験談も参考にしてください。
>>未経験からエンジニアになって辞めた人の体験談と僕が大変だったこと
未経験からエンジニアになるには若い方が有利なのは事実
とはいえ、未経験からエンジニアになるには若い方が有利なのは間違いありません。
理由は単純で、若い方がポテンシャルを考慮されることが多いからです。さらに20代なら、無料のプログラミングスクールなどもあります(詳しくは下の記事で書いてます)。
>>【無料】でエンジニアになれるプログラミングスクールランキング3選
ですが、30代になると無料のプログラミングスクールでも有料になってしまうことも多いんですよね。
しかし逆に言えば、30代以降でも有料のスクールに入ることはできるし、エンジニアへの転職も十分可能です。
実際に僕の友人も30代未経験でエンジニアになりました。
なので、年齢を理由に諦める必要はありません。
未経験でエンジニアになるのはやめとけと言われる5つの理由

ではなぜ「未経験でエンジニアになるのはやめとけ」と言われるのでしょうか?
理由は主に5つあります。
- 未経験からだと給料が安い
- 独学で就職まで行くのが難しい
- 就職後についていけない可能性がある
- 未経験の独学で挫折した人が多い
- 一部のベテランが言ってる可能性も
1つずつ解説していきます。
「未経験でエンジニアはやめとけ」の理由① 未経験からだと給料が安い
未経験からエンジニアになると、給料が安いです。未経験でスキルが足りないので仕方ないことですよね。
でも「稼ぎたいからエンジニアを目指しているのに、給料が下がるなんて。。。」と思いませんか?
確かにそれはそうなんですが、最初だけです。
僕もプログラマーになった時は公務員時代よりも収入が下がりましたが、1年半くらいで消防士時代の収入を超えました。
さらに今後も上がり続ける可能性が高いため、スキルアップするまでの辛抱です。
「プログラミングが稼げるのか不安」という人はこちらもどうぞ。
>>プログラミングが稼げるのは嘘じゃない。でも未経験での副業は稼げない
「未経験でエンジニアはやめとけ」の理由② 独学で就職まで行くのが難しい
独学でプログラミングを勉強しても就職するのが結構難しいです。
僕の周りでも、エンジニアを目指してプログラミング独学を始めた人の9割は挫折しました。
つまり、最終的に独学から就職まで辿り着くのは1割。そのくらい未経験者の独学は挫折しやすいです。
ただ、先ほども言いましたが今の時代はスクールなどもあるので、独学にこだわらなければ問題なしです。
ときどき、プログラミングスクールに通う必要がない人もいるので、こちらの記事も読んでみてください。
>>プログラミングスクールに通う必要がない人の3つの特徴
「未経験でエンジニアはやめとけ」の理由③ 就職後についていけない可能性がある
未経験からエンジニアになると、就職できても、ついて行けずに苦労することがほとんど。
僕もエンジニアになったばかりの時は割と大変でした。
でもその苦労って、就職や転職するときは当たり前じゃないですか?誰もが最初は未経験なので一度は苦労してるはずです。
少しでもついていけないことを防ぐためには、質の高い学習をするしかありません。
>>【実体験】未経験でエンジニアになってついていけないと思った3つの瞬間
「未経験でエンジニアはやめとけ」の理由④ 未経験の独学で挫折した人が多い
先ほどの②とも少し被るんですが、未経験で独学すると9割が挫折します。
逆に、一度プログラミングスキルを身につけた人が別言語を独学するときはスムーズになります(エラーなどの解決方法がわかるから)。
僕は未経験かつ独学で奇跡的に挫折しませんでした。ただ、時間はめちゃくちゃ無駄にしました。
もちろん、経験者や現役エンジニアに質問できる環境で学習すれば問題ありません。
「未経験でエンジニアはやめとけ」の理由⑤ 一部のベテランが言ってる可能性も
実は、一部のベテランエンジニアが「未経験者はやめとけ」言ってることも多いです。
というのも彼らは自分の職業をカンタンだと思われたくないんですよね。なので、「プログラミングは難しい」、「稼ぎたくてエンジニアになるなんて甘い」と言う人もいるんですよね。
でも、実際にはそんなことありません。
僕は未経験からプログラマーになったし、稼ぐためだけにプログラマーをやってます。なので、未経験からでも全く問題ありません。
未経験からエンジニアになってみた僕のリアルな感想

実際に僕が未経験からエンジニアになって、よかったことや辛かったことを体験談から話していきます。
未経験でエンジニアになってよかったこと
未経験からエンジニアになってよかったことは、場所を選ばずに稼げるスキルが身についたことです。
僕は実際に消防士時代よりも収入は上がりましたが、働き方は「完全在宅」。
未経験からエンジニアになって1年6ヶ月くらいでこの状態になれたのはエンジニアになってよかった点ですね。
未経験からエンジニアになって辛かったこと
エンジニアになって辛かったことは、エンジニアになったばかりの頃に右も左もわからなかったときです。
僕は転職してからいきなり実務に関われたのですが「わからないことばかりだけど毎回聞きづらい。でも、調べても調べてもわからない」という状態でした。
そのときはマジで辛かったですが、数ヶ月で慣れるので問題なし。詳しくはこちらの記事で話しています。
>>プログラマーは辛い!?未経験からやってみて辛かったこと5選
未経験から最短でエンジニアになるにはスクールが最強

未経験からエンジニアになるには、プログラミングスクールはおすすめです。
なぜなら、圧倒的に挫折率を下げられるし、学習時間を時短できるからです。
僕より後にプログラミング学習を始めた友人が僕より早くエンジニアになったんですよね。その友人はプログラミングスクールに行って、僕は独学だったんです。
「でも、スクールって高いじゃん」と思うかもしれません。確かに一見すると高価ですが、エンジニアになってしまえば元は取れますよね。
それでも高いという場合はサブスク型もあります。「いくらサブスクでも悪質なスクールには入りたくない」という人はこちらを参考にしてもらえればOKです。
>>サブスク(月額)型プログラミングスクールおすすめランキング7選【初心者向け】
未経験からでもエンジニアをやっていける人の3つの特徴

未経験でエンジニアになってもやっていける人には、僕の以下のような共通点があります。
- ググる力がある
- 継続力がある
- 就職するまでに基礎知識が身に付いている
順番に解説していきます。
未経験からエンジニアをやっていける人の特徴① ググる力がある
エンジニアをやっていく上で「ググる力」というのは大切です。
というのも、プログラミングを全て覚えることは至難の業。なので、エンジニアの仕事をしていると調べ物をしている時間が多いんですよね。
逆に、わからないことがあったときにググる前にとりあえず周りに質問してしまうような人は要注意です。
エンジニアを目指すなら、まずは自分で調べるクセをつけましょう。
未経験からエンジニアをやっていける人の特徴② 継続力がある
未経験からエンジニアになると一部の天才を除き、最初は必ず「右も左もわからない」という状態を経験します。
そんなときに諦めずに「わかるようになるまで勉強を継続できる」ような人はエンジニアになってもやっていけるはずです。
逆に、すぐに諦めてしまうような人は未経験からエンジニアになるのは厳しいかもしれません。
未経験からエンジニアをやっていける人の特徴③ 就職するまでに基礎知識が身に付いている
当然ですが、就職するまでに基礎知識が身に付いている方がいいです。
これから話すのは僕の実体験。僕よりも後に入ってきた未経験者がいたんですが、僕がプログラマーになったばかりの頃に比べて吸収が驚くほど早かったんですよね。
その後輩はプログラミングスクールで学んできたとのこと。
僕の独学は(頑張ったつもりだったけど)基礎知識が本当に少なかったので、「ちゃんとしたカリキュラムで学んだ人とは入った後の苦労にも差があるんだな」と感じました。
なので、就職する前にしっかりとしたカリキュラムで学んでおくことをおすすめします。
>>プログラミングスクールおすすめランキング5選を現役エンジニアが解説【就職に強い】
【まとめ】未経験からエンジニアになるならマジで早い方がいい
未経験からエンジニアになるなら早い方が良いです。
なぜならそれだけ早く実務経験を積めれば、稼げるエンジニアになるのも早くなるから。
「未経験からエンジニアになるのはやめとけ」という意見は基本的には無視でOK。
僕は完全な未経験からエンジニアになりましたが、在宅で通勤時間ゼロ、月収も公務員時代よりも増えました。
なので、マジで諦めなくてよかったと思ってます。
あなたが迷っている時間にも他の人はどんどん前に進んでいきます。1日でも早く稼げるように、今できることを始めていきましょう。