「年度途中に公務員を辞めても大丈夫?」
「退職のどのくらい前に言えば良い?」
「退職届は必要?」
「おすすめの退職時期は?」
「引き止められたらどうしよう。。。」
今回はこんな悩みにお応えします。
- 年度途中に公務員を退職しても大丈夫
- 退職を申し出る適切なタイミングと退職願の要否
- 公務員の退職におすすめな3つの時期
- 退職代行を使うのもあり
この記事を書いている僕の簡単な自己紹介をさせてください。
僕は、公務員(消防士)を6年間で退職。今はエンジニアとして働いています。
ちなみに、僕が消防士を辞めた理由はこちらに書いてます。
>>僕が消防士を辞めて転職した5つの理由と後悔しない秘訣
確かに、公務員をやっていると退職のタイミングが難しいですよね。
民間企業とは違って、公務員は年度の途中に退職する人も少ないので、僕も同じ気持ちでした。
ただ、退職のタイミングを誤ると、退職金やボーナスの金額で損をする可能性もあります。
逆に、適切なタイミングで退職すれば、そのような損を防ぐことができ、貰うべきものは貰って退職できます。
今回は、年度途中の退職の可否だけでなく、公務員にとっておすすめな退職のタイミングも合わせて解説していきます。
年度途中に公務員を退職しても大丈夫

結論から言うと、年度途中に公務員を退職しても大丈夫です。
なぜかというと、法的には、退職する2週間前までに申し出れば問題はないから。
例えば、パワハラなどで病んでしまった人は、年度末まで待ってから辞めたりはしないですよね。
もちろん、年度末で退職した方が職務的にはスムーズかもしれません。
しかし、そこまで気にするようなことでもありません。
なので、年度途中に、公務員を退職しても問題ありません。
退職の2ヶ月くらい前には言おう

退職について申し出るタイミングはいつまで?
と言った疑問を持つ人も多いはず。
組織にも寄りますが、退職の2ヶ月前までには言った方が良いでしょう。
先程も少し言ったのですが、法的に、期間の定めのない労働者は、2週間前までに申し出れば問題はありません。(民法627条1項)
しかし、ギリギリに退職を申し出ると組織によっては怒られる可能性もあると思います。
ちなみに、僕の場合は、転職が有給が約2ヶ月分溜まっていたというのもあり、退職の4ヶ月前くらいに退職の旨を総務に伝えました。
特にトラブル等もなく退職することが出来ました。
なので、退職の2ヶ月くらい前(有給消化をする場合は有給消化を始める2ヶ月くらい前)までに伝えられると良いでしょう。
退職願はなくてもいい
「退職願は書いた方が良い?」という疑問もあるかもしれません。
実は、退職願は形式的なものなので、なくても大丈夫。
しかし、退職の旨を伝えた VS 伝えていないというトラブルを起こさないためにも、形に残しておいた方が無難です。
なので、退職願は、書いた方が無難です。
僕の場合、退職したいことを総務に伝えたあと、退職届を提出したよ。
ちなみに、「退職願」と「退職届」の違いは、以下です。
退職願は、会社(あるいは経営者)に対して退職を願い出るための書類であり(ということは、却下される可能性もある)、退職届は、会社に退職の可否を問わず、自分の退職を通告するための書類です。
引用(マイナビクリエイター)
公務員の退職におすすめな3つの時期

退職のタイミングによって、金銭的にデメリットがある場合もあります。
なので、退職で損をしないためにも、おすすめのタイミングを3つ紹介します。
おすすめ退職時期① 年度末(3月末)
年度末(3月末)まで在籍した方が、2月以前で退職するよりも退職金が多くなります。
公務員の退職金は、ある一定の年齢までは、働いた年数ごとに増えていくからです。
なので、4月から公務員になった人の場合は、3月末日まで公務員として在籍するのがおすすめです。
おすすめ退職時期② 6月(ボーナス月)
こちら、もちろん理由はボーナスです。
公務員って基本的には半年に1回ボーナスが支給されますよね。
その1つが6月です。
最後のボーナスを貰ってから辞めるかどうかで、転職後の経済状況がかなり変わるはず。
なので、ボーナス月の前月とかに辞めるのが最ももったいない気がします。
おすすめ退職時期③ 12月(ボーナス月)
こちらもボーナス月だからというのが理由です。
あと、年末なので何となく区切りも良いです。
そのため、「あいつ最後のボーナス目当てだったな」と思われたくないけど、ボーナスが欲しい!という方は、年末という区切りで辞めるのもおすすめです。
退職代行を使うのもあり

「退職で引き止められたりしたらどうしよう」
「なんとなく自分の口から退職を告げるのが気まずい」
という人も多いはずです。
そんな方は「退職代行」というサービスを利用するのもおすすめです。
今の時代は、お金を払えば、退職に伴う面倒なことを代行してくれるサービスもあります。
なので、自分で退職することに余計な労力と時間、ストレスを使いたくない人は、退職代行を使うのがおすすめです。
>>退職代行ガーディアンを見てみる
ちなみに退職代行ガーディアンは、「退職代行」という労働問題において、企業と弁護士の両方の強みがあるのでおすすめです。
「退職」という何も生まないイベントにストレスを感じるくらいなら、専門の人に代行してもらった方が良いよね。
【まとめ】思い立ったが吉日
退職や転職は、勇気が必要な行動であるのは間違いありません。
ましてや、公務員ならなおさらですよね。
僕はが公務員だったとき、「いつ辞めるか」というのを決めようとしてるうちに、ダラダラと辞められずに過ごし、機を逃してしまう人もたくさん見てきました。
なので、おすすめの退職タイミングなども紹介しましたが、1番良いのは、「思い立った日」です。
思い立ったその日から、退職に向けて準備をするのが最もおすすめです。
即行動すれば、その分無駄な時間も削ることができるので、ぜひ熱が冷めないうちに行動しましょう。
ちなみに、転職先で迷ってる人は、僕みたいにプログラマーになるのもおすすめです。
理由は需要の高いスキルが身につくからです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。