「公務員から転職したい」
「公務員から転職したいけどやりたいこともない」
「公務員としての経験が活きる転職がしたい」
今回はこのようなお悩みに応えていきます。
- 公務員からの転職におすすめする3つの転職先【実体験あり】
- 【悲報】公務員時代の経験はほぼ使えない
- 公務員の3つの強み【転職で活かせる】
- やりたいことがない公務員が転職先を選ぶたった1つの基準
- 僕の周りの元公務員の転職事例を3つ紹介
本題に入る前に、この記事を書いている僕の自己紹介を簡単にさせてください。
【自己紹介】
- ぱんだの中の人(詳しいプロフィール)
- 元公務員(消防士)
- 現役の在宅エンジニア(未経験から転職)
- YouTube(ぱんだ【元消防士エンジニア】)
- twitter (@from_fdcom)
僕は、新卒から6年間続けた公務員を辞めてプログラマーに転職しました。コロナ禍で転職に成功した僕の体験談なので、割と参考になると思います。
安定している公務員にせっかく就職したのに、転職するのも怖いですよね。
その中で勇気を振り絞る転職を失敗することは考えたくもないと思います。まさに僕も同じ気持ちでした。
失敗したら周りから「だから転職には反対だったのに」とか言われるのも怖かったです。
しかし、公務員からの転職に成功すれば、公務員独特のストレスから解放されるし、公務員時代よりも収入UPさせることも可能。現に僕はリモートワークで公務員時代よりも収入がUPしています。
この記事を読めば、転職で失敗する可能性をグンっと減らすことができるはずです。
公務員からの転職におすすめする3つの転職先

公務員からの転職でおすすめの転職先は以下の3つ。
- IT系
- 不動産系
- 営業系
1つずつ解説してきます。
公務員からのおすすめ転職先① IT系
IT系は最もおすすめです。
理由は、人材不足で需要が大きいスキルが身に付くから。
例えば僕も公務員を辞めてプログラマーになりましたが、プログラマーの人材不足を見に染みるほど感じています。
つまりそれだけ需要が大きいため、プログラミングスキルがあれば仕事に困ることはまず考えられません。
補足ですが、プログラマーはコミュニケーションを苦手とする人が多いです。公務員の人なら、コミュニケーション能力にプログラミングスキルがかけ合わされば最強。
なので、IT系、特にプログラマーはおすすめです。興味があれば下の記事も読んでみてください。
公務員からのおすすめ転職先② 不動産系
不動産系もおすすめ。
なぜなら、不動産系のスキルや資格も需要が大きいから。
例えば宅建の資格を持っていれば、不動産業界では重宝されますよね。しかも、宅建の資格難易度は、最近の公務員試験に受かることに比べれば難しくありません。
なので、不動産業界もおすすめです。
公務員からのおすすめ転職先③ 営業系
営業系への転職もおすすめです。
理由は、「営業」というのも立派なスキルだから。しかも「モノを売るスキル」なので需要がなくなることはありません。
シンプルに求人とか見てもらうとわかると思いますが、「営業の経験必須」とかって書いてある求人も多いんですよね。
なので、営業系への転職はおすすめです。
ただし、営業系はお客さんとの付き合いが大切なので、自由度を上げにくい、周りの目を気にしなければならない、などのデメリットもあります。
【悲報】公務員時代の経験はほぼ使えない

残念ながら、公務員時代の経験は転職先ではほぼ使えないと思ったほうが良いです。
なぜなら、公務員をやっていても汎用的なスキルは身に付かないから。
公務員でやっているときの仕事が、民間企業で使えることは少ないですよね。もちろん公務員系のスキルで独立することも厳しそう。その仕事はタダで公務員がやるので。。。
なので、公務員時代のスキルを活かして転職しよう!という考えは捨ててOKです。
とはいえ、それは公務員だけじゃない
とはいえ、汎用的なスキルがないのは公務員だけではないです。
たとえ汎用的だったとしても需要の大きいスキルじゃなければ安定して稼ぐことは難しいですし。
なので、公務員にならなければよかった。。。と落ち込む必要もないよ。
最初から需要の高いスキルが身に付くような業界に入る人ばかりではありませんし、公務員には独特の強みもあります。
公務員の3つの強み【転職で活かせる】

公務員の強みは主に以下の3つ。
- コミュニケーション能力
- 常識的
- 学力
順番に解説していきます。
公務員の強み① コミュニケーション能力
公務員は、研修などの新人教育がしっかりとカリキュラム化されていることが多いため、コミュニケーション能力が高い傾向にあります。
例えば、「役所の若い職員の対応がよかった」という声もよく聞きますよね。
「自分はコミュニケーションは苦手だよ。。。」と思う人もいるかもしれませんが、話せるだけがコミュ力じゃありません。他の業界でも、たくさん話せるけど人の話を聞けない人は多いので。
なので、公務員はコミュニケーション能力が高いと言えます。
公務員の強み② 常識的
公務員は常識的な人が多い印象。
こちらについても上記と同じ理由で、新人研修や教育体制がしっかりしているから。
例えば僕は公務員を辞めてプログラマーになりましたが、常識を知らない人って意外と結構いました。その度に「公務員の研修とか教育は大切なことだったな」と感じます。
なので、常識的な部分は公務員の強みだと言えます。
公務員の強み③ 学力
最近の公務員の学力は高め。
なぜなら不景気により安定志向が強い人が多く、公務員の倍率が上がっているから。倍率が高い中で勝ち取って公務員になっている人ばかりなので、学力は比較的高い傾向にあります。
学力が高いということは、「必要なことを当たり前に努力できる」ということにもなるため、真面目さをアピールすることも可能。
なので、公務員試験で苦労したことや頑張ったことを転職で有利に活かしましょう。
やりたいことがない公務員が転職先を選ぶたった1つの基準

「公務員を辞めたいんだけど特にやりたいことがない」という人は、『汎用的なスキルが身に付くかどうか』を基準に仕事を選ぶと良いです。
理由は、汎用的なスキルが身につけば、嫌なことがあっても同業界で転職ができるし、独立も可能だからです。
やりたいことがなければ、できるだけストレスのない働き方のほうが良いですよね。
例えばプログラマーになれば、プログラミングスキルがあるため割とどこでも転職可能。しかも場所も選びません。もちろんフリーランスエンジニアという独立の道もあります。
なので、やりたいことが特にないけど公務員を辞めたいという人は、スキルが身に付く転職をしてストレスを減らす工夫をしていくのがおすすめです。
公務員より安定させることも可能
そしてスキルが身につけば、公務員時代よりも安定させることも可能。
公務員はスキルがないため、辞めたい時になかなか辞められないし、定年した後も仕事に困る人が多いですよね。
そんな状況、果たして安定と呼べますか?
そう考えると、汎用的なスキルがあったほうが人生トータルで見た時に安定するような感じがします。下の記事でも詳しく解説してます。
僕の周りの元公務員の転職事例を3つ紹介

僕の周りの公務員からの転職事例を紹介します。
- 消防士からプログラマー
- 教員からプログラマー
- 市役所から営業職
順番に解説していきます。
公務員の転職事例① 消防士からプログラマー
これ僕です。消防士からプログラマーになりましたが、控えめに言って最高です。
転職して1番良かったことは、プログラミングスキルが身についたことによって「いつでも転職できる」、「独立して稼ぐこともできる」というように気持ちに余裕があることです。
公務員時代にはない感覚です。
公務員の転職事例② 教員からプログラマー
僕の友人が教員からプログラマーに転職しました。その友人が言ってたことを表にまとめてみました
教員 | プログラマー | |
書類 | 多い | ほぼない |
給料 | 安定 | 今のところ安定 |
職場環境 | 夏は暑くて冬は寒い | 常に適温 |
休憩 | ほぼない | ある |
プライベート | 外でも生徒や保護者の目を気にする | 自由 |
残業 | 多い | 少ない |
表からもわかるように、この友人は「転職してマジでよかった!!」と言ってました。
まあ、教員は公務員の中でも最上級に忙しい仕事なので、当たり前と言えば当たり前です。
公務員の転職事例③ 市役所から営業職
市役所から営業職に転職した先輩もいました。
話を聞いたら、仕事自体の忙しさはUPしたみたいです。
しかし、「頑張れば稼げるし、営業スキルもついたのでいざとなったら転職すれば良いだけ。嫌なことがあったら転職すれば良いなんて、公務員時代は考えられなかった」といってました。
まさに、僕と同じ意見です。僕が公務員を辞めて良かったと思う詳しい理由は下の記事に書いてます。
【まとめ】公務員の転職は遅いほど不利になる
公務員の転職は遅いほど不利になります。
理由は公務員を続けてもあなたの市場価値は上がっていかないから。むしろ、スキルがない状態で年齢を重ねるほど、市場価値は下がっていると考えたほうが良いです。
例えば、未経験でも35歳以下なら割と今後の伸びしろを評価して採用されることもありますが、35歳を超えると未経験で転職するのは難易度が上がります。
なので、公務員からの転職早いほうが良いです。実際、迷う時間はもったいないので、小さくても良いので行動しましょう。
こちらの記事は、公務員からの転職を考えてる人は必読です。