「地方公務員の将来性は?」
「公務員ってほんとに安泰?」
「公務員は将来仕事が減ってリストラされる?!」
今回は、このような疑問にお応えします。
- 将来的にも公務員のリストラはほぼありえない
- ただし、将来的に収入が減る可能性はあり、安心できない
- 不安を無くす方法は、市場価値を上げること
この記事を書いている僕の、自己紹介を簡単にさせてください。
僕は、新卒から6年間、地方公務員をやってました。そして、将来に不安を感じ転職。
公務員の将来性に不安を感じている人は、恐らく過去の僕と同じ悩みを持っていると思うので、参考にしていただければと思います。
最近では、「公務員は税収が減るから人員削減される」とか「公務員はAIに仕事を奪われる」などの噂を聞いたりして、不安になってしまう人も多いかもしれません。
しかし、個人的にはそれは「煽りすぎ」だと思います。
そもそも、既に機械に奪われそうな仕事はたくさんありますが、今もまだ存在していますよね。
もちろん僕は、実体験を元にリアルな事実をお話します。
不必要に不安を煽ったりはしないので安心してください。
確かに、公務員だからと言って将来的に不安がないという訳では無いです。
しかし、不安があるとしても、将来は自分次第で変えられるので大丈夫です。
僕は行動した結果、今は、将来的な不安は公務員時代よりは減りました。
僕も公務員を定年まで続けることに不安を感じて転職したよ。
ちなみに、僕が消防士を辞めた具体的な理由は、こちらに書いてます。
>>僕が消防士から転職した5つの理由と3つの後悔
この記事では、僕の体験談を元に、公務員の人が将来的な不安を少しでも減らせるような方法を具体的に解説していきます。
将来的にも公務員のリストラはほぼありえない

公務員の将来性を心配する気持ちもわかりますが、現役の公務員がリストラされる可能性はほぼないと思います。
確かに、将来的に公務員の人員削減は有り得ます。
しかし、人員削減をするとしても、まずは新規職員の採用を減らすはずです。
例えば今の時代でも、人数を調整するために、公務員の採用人数は年によって変化しますよね。
しかも、経験者をリストラして削ってまでして、未経験の新人を採用するメリットはあまりありません。
なので、将来的に公務員の人員削減が起こったとしても、現役の公務員がリストラされる可能性は限りなく低いでしょう。
ただし、公務員は将来的に収入が減る可能性はあり
将来、現役の公務員がリストラされる心配は不要ですが、公務員の収入が減る可能性は大いにあります。
理由は、人口減少により、税収が減るからです。
気づいている人も多いかもしれませんが、すでに公務員の退職金は減少傾向にあります。

(引用元:マネービバ)
税金から給料が支払われる公務員は、人口が減ったら収入が減るのは自然な流れだよね。
具体的には、基本給意外にも、
- 退職金
- ボーナス
- 各種手当て
これらが減っていく可能性は高いと思います。
なので、繰り返しになりますが、将来的に公務員の収入が減る可能性は大きいと言えます。
公務員は安定だけど安心ではない

「公務員になれば一生安泰」と考えている人が多いですが、実はそれは昔の話。
確かに公務員はリストラの可能性も低く安定していますが、安心はできません。
理由は3つあります。
- 自分の市場価値が上がらない
- 頑張っても稼げない
- 退職金も下がる可能性あり
汎用的なスキルがつかない公務員は、転職に困る可能性が高いです。
もちろん、退職金も減る可能性が高いので、定年退職した後も、新しい仕事を探す必要があります。
「定年退職後に働くのは嫌だ」と言って、退職前に頑張ってお金を貯めようとするかもしれません。
でも、頑張っても給料を増やせない公務員にとっては、一生暮らしていくほどの貯金をするのは至難の業だよね。
なので、「公務員になれば一生安泰」というのは昔の話だということがわかると思います。
結論、確かに公務員は安定してますが、安心できる職業ではありません。
詳しくはこちらにも書いてます。
>>公務員は安定だけど安心できない3つの理由!元公務員が徹底解説
地方公務員でも将来性はほぼ同じ

当たり前ですが、今まで解説した全てのことは、地方公務員でも同じです。
むしろ、地方公務員の方が、税収が減る可能性は高いです。
なので、地方公務員も同じで、
- リストラされる可能性は低い
- 退職金が減る可能性は高い
- 安定だけど安心はできない
ということになります。
公務員が将来の不安を無くすには市場価値を上げること

では、不安をなくすためにはどうしたら良いでしょうか?
結論から言うと、将来的な不安をなくすには自分自身の市場価値を上げることが大切です。
なぜなら、市場価値が高い人にお金は支払われるからです。
例えば、「みんなができる仕事しかできない人」と「できる人が限られる仕事ができる人」だったら、後者の方が市場価値は高いですよね。
もちろん、市場価値に伴って、稼げる金額も違います。
なので、将来的な不安をなくすためには、自分自身の市場価値を上げておくことが大切です。
市場価値を上げるためには、市場価値の高いスキルをつけること
具体的に市場価値を上げるにはどうしたら良いの?と思いますよね。
具体的に市場価値を上げる方法は「市場価値の高いスキルを身につける」ことです。
例えば僕の場合は、プログラミングスキルを身につけたよ。
プログラミングのように、人材が不足していて、今後も伸び代の大きい業界のスキルを持っておけば安心ですよね。
なので、繰り返しになりますが、自分自信の市場価値を上げるには、市場価値の高いスキルを身につけることが大切になります。
こちらの記事も読んでみてください。
>>公務員がプログラミングを学ぶべき3つの理由を元公務員エンジニアが解説
【まとめ】公務員としての将来性、結局は自分次第
結局のところ、公務員の将来性は「自分次第」です。
「公務員になればリストラされないし、一生安泰」といって何もせずに退職を迎えるか、
それとも、
「公務員だからと言って安心してる場合じゃない」といってスキルを身につけるか。
定年退職を迎えた時や、途中で転職したくなった時に、どちらが有利かは明らかだよね。
つまり、将来性を決めるのは自分の努力次第です。
公務員だということに慢心せずに、しっかりと市場価値の高いスキルを身につけていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。