「公務員は民間と比べて楽な仕事なの?」
「公務員のどんなところが楽?」
「逆に公務員の大変なところは?」
今回は、このような疑問にお応えします。
- 公務員は民間と比べて「楽すぎ」な理由
- でも公務員が「楽」なのは仕事内容だけ
- 民間と比べて公務員の楽なところ3選
- 民間と比べて公務員の大変なところ3選
本題に入る前に、この記事を書いている僕の自己紹介を簡単にさせてください。
【自己紹介】
- ぱんだの中の人(詳しいプロフィール)
- 元公務員(消防士)
- 現役の在宅エンジニア(未経験から転職)
- YouTube(ぱんだ【元消防士エンジニア】)
- twitter (@from_fdcom)
僕は、新卒から6年間消防士として働いてました。その後プログラマーに転職。
民間と公務員の両方経験した実体験を元に「公務員は楽なのか」について解説します。
「公務員の仕事は楽すぎる」という声を耳にすることありますよね。
それを聞いて、「公務員になろうかな」と考える人も多いはず。
でも、公務員が楽なのは仕事内容だけなので、「楽だから」という動機で公務員になるとほぼ確実に後悔します。
実際に僕が「楽そうだから」という理由で公務員になって、現に転職しているので。。。
この記事では、元公務員の僕が民間と比較して公務員は楽なのかどうかについて徹底的に解説します。
読み終わる頃には、もっと楽な仕事も分かるはずです。
公務員は民間と比べて「楽すぎ」な理由

結論から言うと、公務員は民間よりも楽です。というか、楽すぎです。
なぜなら、公務員の仕事は民間と比較して「カンタン」だから。公務員は汎用的なスキルが身につきませんよね。
「スキルが身につかない仕事 = 誰でも出来る仕事」とも言えます。
確かに、最近は公務員も人気で試験の倍率も高いため、公務員になること自体は難しいです。
しかし、そんな厳しい競争を勝ち抜いて公務員になった人にとっては、能力が余るほどカンタン。現代の公務員試験の競争を勝ち抜いた人には、正直もったいない気もしますよね。
なので、繰り返しになりますが、「公務員の仕事は民間と比較して楽」ということになります。
でも公務員が「楽」なのは仕事内容だけ

ただ、公務員が楽なのは「仕事内容だけ」です。
なぜなら公務員の大変なところは「仕事以外」のところにあるから。
例えば、公務員には人間関係とかで病んでしまう人が多いですよね。詳しくは後で述べますが、公務員の仕事は楽と思いきや、仕事以外のことが大変なのです。
僕の経験からしても、仕事以外なら民間の方が楽。これから就活で、公務員と民間のどっちにしようか悩んでいる人はこちらもどうぞ。
>>公務員か民間かどっちに就職すべきか迷う時の5つの判断基準を解説
民間と比べて公務員の楽なところ3選

民間企業と比べて、公務員の楽なところは以下の3つ。
- 利益を追わない
- サボっても収入は安定
- 身分が保証されている
1つずつ解説していきます。
公務員の楽なところ ①利益を追わない
民館と公務員の最大の違いはやっぱり「利益を追うか追わないか」ですね。
公務員は利益を追うことはないため、仕事の内容は形式的なものが多くなります。つまり、自分で創意工夫するポイントが少ないんですよね。
要は、「決まったことだけやる」という感じ。
なので、利益を追わないのは公務員の楽なところの代表かもしれませんね。
公務員の楽なところ ②サボっても収入は安定
公務員はサボってても給料が変わりません。民間企業でも、大企業ともなると同じかもしれませんが。。。
公務員では、全く仕事をせずに「職場に来ているだけ」の上司が自分よりも収入が高いのは当たり前。
逆に言えば、その上司はかなり楽をしてそれなりの収入を得ていることになりますよね。
どんなにサボっても収入が途切れない、むしろ上がっていくというのは「公務員は楽すぎる」と言われる理由の1つです。
公務員の楽なところ ③身分が保証されている
公務員はよっぽどのことをしない限りリストラはありません。民間のように「景気が悪くなってクビになる」とかも、まずありえないので。
よく「公務員も将来的に人員削減でリストラされるよ」という意見もありますが、僕の意見としてはその心配は不要。
なぜなら、公務員の人員削減は、新規職員の採用を減らすことが優先されるからです。
少し話が逸れましたが、「クビにならない」というのは精神的にもかなり楽なんですよね。
民間と比べて公務員の大変なところ3選

逆に、民間と比較して公務員の大変なところは以下の3つです。
- 人間関係
- 転職が難しい
- 定年後の仕事探しが大変
1つずつ解説していきます。
公務員の大変なところ① 人間関係
公務員は、人間関係で病む人が多いです。特に、パワハラとかですね。
どうしても仕事が楽な公務員は、暇な時は部下の細かいところに目が行きがちです。
僕の周りでも、病んで辞めてしまった人も少なくありません。
公務員はパワハラが多いのは仕事が楽なせいかもしれませんね。そして、パワハラが多いと大変だということは言うまでもありません。
公務員の大変なところ② 転職が難しい
公務員は、基本的に転職が難しいです。
なぜなら、汎用的なスキルが身につかないからです。
この、「スキルが身につかない」というのは僕が公務員を辞めた理由の1つでもあります。
いつパワハラを受けてもおかしくない状況の中で、転職できるスキルがないのは不安ですよね。逆に、いつでも転職できるスキルがある状態ならパワハラとかも怖くないはず。
やはり、いざと言う時に転職が難しいのは公務員の大変さの1つです。
公務員の大変なところ③ 定年後の仕事探しが大変
仮に、定年退職まで転職しなかったらスキルは必要ないのでしょうか?
結論から言うと「スキルは必要」です。
なぜなら、年金も退職金も減っていく現代において、公務員と言えども退職金と貯金だけで暮らしていくのは無理があるからです。
僕が見てきた公務員時代の上司たちも、定年後は仕事探しに苦労していたよ。
仕事が見つかったとしても、新卒くらいの収入しか稼げないんですよね。
もしもスキルがあれば、定年後もそれなりの収入を維持できるはず。
やはり、公務員は定年後の仕事探しが大変なのです。
【まとめ】楽をしたいなら公務員は勧めない
結論、本当に楽をしたいなら公務員ではなく、スキルをつけることをおすすめします。
なぜなら、スキルがあれば公務員よりも稼ぎながら「いつでもどこでも働ける」という状態が作れるからです。
例えば僕は、プログラマーになりましたが、スキルが育てば時間も場所も選ばずに働くことも可能。
なので、楽もしたいなら公務員ではなくスキルを身につけましょう。もちろん個人的なおすすめはプログラミングです。
将来楽をするために、行動あるのみです。