「消防士を辞めたいけど、苦労して厳しい公務員試験を突破したのに辞めるのはもったいない気がする」
今回はこのようなお悩みにお応えします。
- 【こんな人は辞めるな】消防士を辞めるのはもったいない人の3つの特徴
- 【当てはまらない人へ】消防士を辞めるのはもったいないなんてのは幻想
- 消防士を辞めるのはもったいないと感じる3つの理由
- 消防士を辞めるのはもったいなくはない3つの理由
本題に入る前に、この記事を書いている僕の自己紹介をさせてください。
【自己紹介】
- ぱんだの中の人(詳しいプロフィール)
- 元公務員(消防士)
- 現役の在宅エンジニア(未経験から転職)
- YouTube(ぱんだ【元消防士エンジニア】)
- twitter (@from_fdcom)
僕は、新卒から6年間消防士として働いていました。そして、現在はプログラマーです。
消防士を辞める時はあなたと同じように迷っていました。完全な体験談なので、参考にしてもらえるかと思います。
消防士を辞めたいけど苦労して採用試験に受かって消防士になったということもあり、もったいなく感じてしまいますよね。僕も同じだったのでよく分かります。
確かに、ここで辞めるべきなのかどうかをしっかり見極めないと大事な選択を失敗してしまうかもしれません。
この記事では、消防士を辞めたらもったいない人の特徴について実体験から解説します。最後まで読み終わる頃には、あなたが消防士を辞めるべきかどうかが分かるはずです。
【こんな人は辞めるな】消防士を辞めるのはもったいない人の3つの特徴

以下の3つのうちどれか1つでも当てはまる人は、消防士を辞めるのはもったいないかもしれません。
- もう少しで定年退職する人
- 消防士以外に十分な収入がある人
- 将来のために頑張れない人
1つずつ順番に解説していきます。
消防士を辞めるのはもったいない人の特徴① もう少しで定年退職する人
もう少しで定年退職するくらいの年齢の人が消防士を辞めるのは、さすがにもったいないです。
病んでしまったなどの理由があれば話は別ですが。。。あと数年で退職金も貰えるのに、消防士を辞めるメリットはありませんよね。
例えば、僕と同じプログラマーを目指したとします。プログラマーが定年間際の消防士の収入を超えるのに少なくとも3年くらいはかかるんですよね。
もちろん個人差はあるので具体的に「何歳まではOK」とかは言えませんが、僕だったら55歳を超えたら転職は考えないかな。
あと数年で定年退職なら、どうせ定年後にまたどこかで働かなければなりません。
なので、転職をせずにスキルを身につけることに徹して、定年退職した後に良い仕事を手に入れる努力をしましょう。
消防士を辞めるのはもったいない人の特徴② 消防士以外に十分な収入がある人
既に消防士を辞めても生活に困らないくらいに十分な収入がある人が消防士を辞めるのはもったいないです。
なぜなら、既に消防士以外で稼げるスキルがあるから。例えば消防士を定年退職しても、他の収入があれば問題ないですよね。
つまり「既に稼げるスキルがある状態」と言えるため、スキルが身に付かない消防士をやっていても何も問題ないです。
もちろん新しくスキルを身につけるのも良いですが、よっぽどの理由がない限りは、消防士を続けて複数の収入を持っている状態が良いですよね。
消防士を辞めるのはもったいない人の特徴③ 将来のために頑張れない人
将来楽をするために、若いうちに頑張っておこう!と思えない人は、消防士を辞めるのはもったいないです。
なぜなら、今頑張れない人は消防士を辞めても人生を変えることはできないから。
例えば僕は、消防士を定年退職したときにスキルがないと生活に困るという思いや、できれば早めに稼いでセミリタイアしたいという思いから消防士を辞めました。
まさに「将来楽をするために今頑張る」という感じですね。
確かに、歳をとったときよりも若い時の方が頑張れる気がするよね!
なので、将来のために今頑張れない人は、消防士を辞めるのはもったいないでしょう。
【当てはまらない人へ】消防士を辞めるのはもったいないなんてのは幻想

逆に、上で書いた特徴に当てはまらない人にとって「消防士を辞めるのはもったいない」というのは幻想でしかありません。
詳しい理由は後述しますが、むしろ辞めたいのに消防士を続けるメリットは少ないです。
安定していると言っても他の職業に就いたら、消防士より稼ぐのはそこまで難しいことではないし、消防士の退職金は下がり続けていますよね。
実際に僕は転職してから思いますが「スキルがないまま定年退職する」方がよっぽど怖いです。
なので、消防士を辞めるのはもったいないという幻想に囚われる必要はありません。
消防士を辞めるのはもったいないと感じる3つの理由

「消防士を辞めるのはもったいない」と感じてしまうのには、以下の3つの理由が挙げられます。
- 厳しい採用試験を突破したから
- 収入が安定しているから
- 周囲の人にそう言われるから
1つずつ解説していきます。
消防士を辞めるのはもったいないと感じる理由① 厳しい採用試験を突破したから
今の時代、消防士になるのは簡単ではありません。採用試験の倍率もかなり高いですよね。
なので、消防士を辞めるのはもったいないと感じてしまうのは普通です。これは、UFOキャッチャーの心理状態とよく似てますよね。
なかなか景品をゲット出来ないけど、たくさんのお金を投入してしまったから途中でやめるのはもったいない。みたいな。

ですが、他に同じ景品をもっと楽にゲットする方法があったら、そっちの方が結果的に得ですよね。
消防士を辞めるのもそれと同じで、他に稼ぐ方法はいくらでもあるのでもったいなくありません。
消防士を辞めるのはもったいないと感じる理由② 収入が安定しているから
消防士の収入は安定です。
それゆえに、辞めるのはもったいないと感じてしまう気持ち、よく分かります。
しかし、消防士の収入は安定していますが決して高い訳ではありません。しかも、生涯賃金も他の平均的な会社員とほぼ同じ。
だったら、スキルをつけて稼げるようになった方が人生は安定する気がします。
消防士を辞めるのはもったいないと感じる理由③ 周囲の人にそう言われるから
「消防士を辞めるなんて、もったいない」と周囲の人は言いますよね。
もちろん僕も言われました。親、親戚、友人、同僚など、みんな同じことを言います。
しかしよく考えてみてください。「もったいない」と言う人達はそもそも消防士から転職した経験なんかありません。
なので、周囲の意見で不安になるかもしれませんが、あまり参考にする必要もないと思います。
消防士を辞めるのはもったいなくはない3つの理由

消防士を辞めてももったいないことはありません。理由は以下の3つです。
- スキルが身に付かないから
- 定年後、退職金と年金だけでは暮らしていけないから
- もっと良い働き方がたくさんある時代だから
順番に解説していきます。
消防士を辞めてももったいなくはない理由① スキルが身に付かないから
消防士をやっていても稼げるスキルは何も身につきません。スキルが何も無いと、あなたの市場価値は新卒と同じで低いまま。
新卒と同じスキルで歳だけは重ねていくため、転職にも不利になるのは当然ですよね。
スキルが身につく職業に就いた友人と、消防士になったあなたの市場価値は、時間と共に差がついていきます。
なので、稼げるスキルが身につかない消防士を辞めるのは、もったいないことではありません。
消防士を辞めてももったいなくはない理由② 定年後、退職金と年金だけでは暮らしていけないから
「スキルがなくても転職しなければ良いだけ」と思っていませんか?その考えは危険です。
なぜなら、消防士の退職金は下がり続けているし、年金も貰えるか分からないから。なのに寿命は伸び続けているのが現代です。
つまり、消防士を定年退職しても、もう1度仕事探しをする可能性が大きいのです。
その時に、スキルの有無で収入に大きな差が開くのは言うまでもありませんね。
消防士を辞めてももったいなくはない理由③ もっと良い働き方がたくさんある時代だから
今の時代、消防士よりも安定し、かつ楽な働き方はたくさんあります。
例えば僕がやっているプログラマーとかもそうですよね。
プログラミングスキルが身につけば、いつでもどこでも仕事ができるし収入も上げやすい。しかもエンジニア不足の現代では仕事が無くなることはありません。
他にも消防士より良い働き方はたくさんあります。なので消防士を辞めるのはもったいなくはないんですよね。
【まとめ】辞めようか迷っている時間が1番もったいない
消防士を辞めようか迷っている時間が1番もったいないです。
なぜなら、迷っている人のほとんどは何も行動せずに転職のチャンスを逃すからです。
そして定年退職するときや、また辞めたくなったときに「あのとき転職していればよかった」と後悔するのがオチ。スキルが身につかない消防士の転職は遅ければ遅いほど困難になります。
なので、とにかく小さくても良いので行動することが大切だね。
ここで紹介する転職サイトは無料なので、やらない意味はないんですよね。というか、無料なのに行動しない人は、この先もずっと行動できないと思います。
なので、自分なりにできることから始めていきましょう。