公務員のこと

消防士の給料が安いと言われる3つの理由。消防士時代の給与明細も公開

「消防士の給料は安いの?」

「消防士は年齢を重ねれば余裕ができるって本当?」

「消防士でも給料以外で収入を得る方法ってある?」


今回は、このような疑問にお応えします。

この記事の内容
  • 消防士の給料は安いわけではない
  • 消防士の給料が安いと言われる3つの理由
  • 消防士時代の給料明細を公開!
  • 消防士は年齢を重ねても裕福にはなれません
  • 消防士の将来性【リストラの心配はなし】
  • 消防士でも収入が裕福になるたった1つの方法


ここで、この記事を書いている僕の自己紹介をさせてください。

自己紹介

僕は地方で6年間消防士として勤務していました。そしてあなたと同じように、消防士の給料が今後もずっと安いのかどうかを気になってしょうがなかったです。なので、上司に給料明細を見せてもらったりもしてました。笑


消防士の給料、安いですよね。僕も消防士だった時は常に給料に不満を抱いていました。



「でも、公務員だし歳をとったら裕福なはず。」となんとか正当化してましたが、ある日衝撃の事実を知ったんですよね。



50歳くらいの上司に給料明細を見せてもらったんですが、想像していたよりもずっと低かったんです。その時に、将来に対して絶望したのを今でも覚えてます。



ただ、消防士の給料が安いということに対して早めに対策できれば、未来は変えられます

例えば、消防士の将来に不安があるなら僕みたいに転職してしまうのも良いし、上手く副収入を作るのもあり。


今回は、消防士の給料が安いことに対する解決策も解説します。この記事を読み終える頃には、年収を上げるためにやるべきことが分かるようになるはずです。

消防士の給料は安いわけではない

消防士の給料は安いわけではない

実は消防士の給料は安いわけではないです。



なぜなら、公務員の給料は民間企業の平均よりも大きく下がることは無いからです。しかも消防士は、民間企業と比べて仕事量も少ないですよね。



なので、他の民間企業と比較しても消防士の給料は決して安い方ではありません。



ではなぜ、消防士の給料は安いと言われるのでしょうか。次で解説します。

消防士の給料が安いと言われる3つの理由

消防士の給料が安いと言われる3つの理由

消防士の給料が安いと言われる理由は主に次の3つ。

  1. 危険に対して年収が低すぎる
  2. 平均以上の民間企業と比較している
  3. 就活時のネットの情報とのギャップ


1つずつ解説していきます。

消防士の給料が安いと言われる理由① 危険に対して年収が低すぎる


消防士は危険な仕事でもありますよね。



頻度は多くないですが、火災現場では危険を伴うこともあるはず。もちろん最大限の注意はするはずですが、それでも他の職業よりは命の危険は大きいです。

危険に対しての年収が低すぎるのは僕も感じていたよ。

消防士の給料が安いと言われる理由② 平均以上の民間企業と比較している


今の時代、消防士になるのも簡単ではありません。



消防士になるための試験は倍率も高いので、それなりに優秀な人が消防士になる時代。そして、周りの友人も同じくらい優秀な人が多いはず。



そんな優秀な友人が民間企業では平均以上の給料を貰っているのは当然ですよね。



つまり、消防士になれるくらい優秀な人は、他の業界に入ればもっと稼げる可能性も少なくありません。シンプルに、能力がもったいないですよね。

消防士の給料が安いと言われる理由③ 就活時のネットの情報とのギャップ


僕も消防士になる前は、いろんなサイトで消防士の給料を調べました。



しかし、消防士の給料や年収を高く見積もられすぎですよね。恐らく、都会の消防士の給料を参考にしているのだと思います。



僕のように地方の消防士は、ネットに記載されている給料や年収に届くのはほぼ不可能。このギャップにガッカリしてしまう人も少なくないはずです。

地方の消防士だった当時の給料明細を公開!

僕の消防士時代の給料明細はこれです。

地方の消防士だった当時の給料明細を公開!

実際の手取りは、17万8,143円。(③)
※僕の場合は、端数を貯金するようにしてたので、実際に給与の口座に入るのは170,000円でした。(④)


ですが、家賃手当てが2万6,000円含まれているので、持ち家の場合はここからさらに2万6,000円引かれます。(②)


つまり、持ち家だったら、15万2,143円の手取り収入ということになります。


参考までに、このときの基本給が19万9,700円。(①)
こちらで詳しく解説しています。

消防士は年齢を重ねても裕福にはなれません

消防士は年齢を重ねても裕福にはなれません

残念ながら、消防士は年齢を重ねても裕福にはなれません。



なぜなら、思うよりも給料は増えないし、支出も増えていくからです。

例えば、僕が消防士時代に50歳くらいの上司の給料明細を見ましたが、手取りで35万円もありませんでした。


それでも、子供の養育費や飲み会で奢ることも増えてきますよね。



「でも、それってどの職業も同じじゃないか!」と言われそうです。確かにその通りです。



しかし他の職業は自分の頑張り次第で収入を上げられる可能性がありますが、消防士は公務員なので、毎年の昇給を待つ以外には何もできませんよね。



なので、消防士は年齢を重ねても裕福にはなれません。

消防士の将来性【リストラの心配はなし】

消防士の将来性【リストラの心配はなし】

消防士は将来的にリストラの心配はありませんが、収入が減る可能性は大いにあります。



なぜなら、人口減少により税収が減るからです。退職金も既に減少傾向にあるのはあなたも知っているはず。



でも、リストラの心配は不要だと思います。なぜなら、消防士は人員を削減するときは、新任者の募集を減らすと考えられるから。

クビにするのが難しい公務員の世界だと、リストラよりも新任者の募集人数を減らす方が現実的だよね。


なので、消防士は将来的に、リストラの心配は不要ですが、収入が減る可能性は大です。

消防士でも収入が裕福になるたった1つの方法

消防士でも収入が裕福になるたった1つの方法

消防士でも収入を増やす唯一の方法は、副業をすることです。



消防士は、本業の収入を自分の力で上げることはできません。でも消防士は基本的には副業禁止ですよね。



実は、方法はゼロではありません。消防士をやりながら自力で収入を増やすには、副業をする以外にないのです。



おすすめの副業や、副業のやり方についてはこちらの記事で紹介しています。

【まとめ】消防士に給料を求めるのはNG

根も葉もない話をすると、そもそも消防士という職業に給料を求めるのがナンセンスだと思います。



なぜなら、消防士の素晴らしさは給料ではなく、人助けをすることだからです。

ただ、この記事にたどり着いたあなたは、もっと収入を上げたいと思っていますよね。僕も同じだったのですごく共感できます。


結論から言うと、収入を上げたいなら最も簡単なのは転職です。副業をするにも、バレてはいけない消防士よりも他の職業の方が簡単ですよね。



僕も確かに、消防士という仕事にやりがいを感じていました。しかし、結婚して、子供が産まれたら、「家族のためにもっと収入を増やしてより幸せに暮らしたい」という思いが強くなり転職。



なので、収入をあげたいなら転職が1番おすすめです。消防士からの転職についてはこちらで詳しく書いてるので参考にしてください。

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