「消防士を辞めた人の感想を知りたい」
「消防士を辞めたら取り返しがつかない気がして怖い」
今回はこのようなお悩みにお応えします。
- 消防士を辞めてよかったと思う5つの理由
- 消防士を辞める前のほうが良かった、たった1つのこと
- 消防士を辞めた方が良い人の3つの特徴
- 消防士から転職して激変したこと3選
本題に入る前に、この記事を書いている僕の自己紹介をさせてください。
僕は大学を卒業してから6年間、消防士として働いていました。かなり迷った末に消防士からプログラマーに転職。
なので消防士を辞めようか迷ってる人はこの記事を読み終わる頃には方向性も見えると思います。
「消防士を辞めたいけど、怖い。もう一度消防士に戻りたいって思ったときにはもう遅いしな。。。」
その気持ちよくわかります。僕も全く同じことを思っていました。
ただ、それを理由に行動しない人のほとんどは「あの時辞めておけばよかった」という後悔もしているのも事実。
僕は実際に行動しましたが、かなり人生が変わりました。
プログラマーの実務経験を積んだことによって、田舎に住みながら都会の会社で働くことも可能に。
ここからは、実際に消防士を辞めてよかったと思っている僕の実体験から解説していきます。
消防士を辞めてよかったと思う5つの理由

僕が消防士を辞めてよかったと思う理由は5つあります。
- 対人ストレスが減った
- 収入が増えた
- 精神的な余裕ができた
- 副業も堂々とできる
- 将来への不安が減った
1つずつ解説していきます。
消防士を辞めてよかった理由① 対人ストレスが減った
まずはこれですね。僕は消防士を辞めたことによって、対人関係のストレスが大幅に減りました。
消防士の人なら分かると思いますが、どんなに上手く人間関係を構築していても、なぜか合わない人が出てきます。
縦社会なので理不尽な人や変わった人も多いので仕方ないことですが。。。
恐らくほとんどの人は、人生で感じるストレスの9割以上が「人間関係」だよね。。。
なので、人間関係のストレスが減るということはかなり大きなメリット。
余計な人間関係を築かなくて良いというのは幸福度がかなり上がります。
消防士を辞めてよかった理由② 収入が増えた
今は、消防士時代と違って頑張れば収入が上がります。
もちろん副業を可能。なので自分の頑張り次第では収入が青天井なんですよね。
消防士時代はお金に困ることが多かったですが、消防士を辞めてから、「収入が少ない」というストレスは激減しました。
消防士を辞めてよかった理由③ 精神的な余裕ができた
消防士を辞めたら精神的な余裕が出来ました。
なぜなら、「稼げるスキル」が身についたから。
消防士の時は「定年したら自分には何も稼ぐ能力が無くなる」という不安があったんですよね。
一生どこかで雇われ続け、自分では収入を上げることが出来ない人生にも不安を感じていました。
しかし今は、「プログラミング」という需要の高いスキルを身につけたことによって、「いざとなったら転職や独立も可能」という精神的な余裕があります。
消防士を辞めてよかった理由④ 副業も堂々とできる
先程も少し言いましたが、副業ができるのはかなり良いです。
なぜなら他にもいろんなスキルに挑戦できるから。
たとえ転職後の給料が低くても良いと思います。スキルがあれば収入は上がっていくし、副業すればまた別のスキルも身につきます。
人生でブーストをかけるイメージだね。
消防士だった時は、あまり成長出来ないし「周りに置いていかれてる感」がありました。
消防士を辞めてよかった理由⑤ 将来への不安が減った
消防士は公務員なので退職金が出ます。しかし退職金は減り続けているという事実。
さらに年金も貰えるかどうかは微妙ですよね。
しかも「人生100年時代」と言われる現代において、定年退職後にも働くのは覚悟しといた方が良いです。
そんな不安があるのもスキルがないからですよね。今はスキルがあるため、将来の不安は激減しました。
消防士を辞める前のほうが良かった、たった1つのこと

消防士を辞める前の方が良かったことが1つだけあります。
それは、「仲間」です。
消防士にならなかったら出会えなかった人がたくさんいます。
もちろん消防士時代は人間関係のストレスは多かったことには間違いありません。
しかし、嫌な人間関係だけではなく良い人間関係があったのも事実。
消防士にならなきゃ出会えない仲間と、24時間勤務をしたりプライベートでも時間を共にしたのはかけがえのない思い出。
なので消防士を辞める時は寂しい気持ちも。
しかし今でもそんな「仲間」は僕の財産となっています。辞めたのにも関わらず、消防士になって良かったと思えるのは仲間と出会えたからです。
消防士を辞めた方が良い人の3つの特徴

以下の3つのうち、いずれかに当てまる人は消防士を辞めた方が良いと思います。
- 将来楽をしたい人
- 自由に働きたい人
- 挑戦が好きな人
1つずつ解説していきます。
消防士を辞めた方が良い人の特徴① 将来楽をしたい人
「将来は早めに仕事を辞めて楽をしたい」という人は、消防士を辞めた方が良いです。
なぜなら、消防士のまま定年退職を迎えたとしても楽な生活はできないから。
僕は何度も言っていることですが、今の時代は退職金と年金だけでは足りない時代。つまり、ほぼ確実に退職後も働かなければならないのです。
しかし、手に職があれば若いうちに一生分稼ぎ切ることも可能。
仮にできなかったとしても、需要の高いスキルがあれば仕事には困りません。
なので、将来的に楽をしたいなら、消防士はやめる方がおすすめです。
消防士を辞めた方が良い人の特徴② 自由に働きたい人
自由な働き方がしたいという人は、消防士を辞めた方が良いです。
理由は言うまでもなく、消防士は組織に縛られるため自由度がかなり低いからです。
例えばプログラミングスキルを身につければ、フリーランスはもちろん会社員でいても時間と場所を選ばない生活が可能。
「フレックス勤務でフルリモートも可能」という仕事は山ほどあるため、時間的にも場所的にも自由な生活が可能になるのです。
消防士を辞めた方が良い人の特徴③ 挑戦が好きな人
自分から新しいことにチャレンジしていける人は、消防士を辞めてしまっても良いかもしれません。
なぜなら、消防士をやめればいろんな仕事に挑戦できるから。
「消防士をやりながらでも挑戦はできる!」という気持ちももちろんわかります。
しかし、この記事を読んでいる人は何かしら消防士の仕事に対して不満を持っているはず。
現状に不満があってチャレンジ精神がある人なら、新しいことにチャレンジしないのは人生において大きな損失。。。
一度きりの人生。後悔しないようにするためには行動するしかありません。
消防士から転職して激変したこと3選

僕は消防士から転職して、3つほど大きな変化がありました。
- 場所と時間に縛られない働き方
- 家族との時間
- 生活リズム
1つずつ解説していきます。
消防士から転職して激変したこと① 場所と時間に縛られない働き方
消防士を辞めてエンジニアになったら、時間と場所に縛られない働き方が実現可能。
例えば僕の場合、最初は地元の企業に就職。そしてこの記事を書いている今、まさに転職がきまったばかり。笑
次は都会の企業に、フルリモートで田舎から勤務する予定だよ。
収入も上がり、場所も選ばない働き方はスキルがあれば実現することを身をもって知りました。
こんなことは、消防士時代には考えられませんでしたね。
消防士から転職して激変したこと② 家族との時間
消防士は24時間勤務なので、どうしても家族に負担をかけてしまいます。
昼間は休みでも、その時家族は仕事や学校に行ってしまいますよね。
なので今、消防士時代よりも家族との時間が増えたことは僕にとって大きな変化です。
消防士から転職して激変したこと③ 生活リズム
消防士時代は、生活リズムがバラバラでした。
夜中に出動があれば明けの日は寝て終わってしまうし、非番で寝すぎると夜寝れなくなって生活リズムが崩れます。
毎日が時差ボケみたいな感じだね。
当然ですがこのような生活は体に負担がかかります。
今は生活リズムも整っているため、心身ともに健康的な生活を送ることができています。
【まとめ】消防士をやめるなら早い方が良い
消防士を辞めるなら早い方が良いです。
なぜなら、やめるのが遅くなればなるほど転職が難しくなるから。
僕自身、「もっと早く転職すればよかった」という後悔があります。
もっと早く転職していれば、今頃はもっとスキルもあるため、フリーランスエンジニアになって年収も消防士時代の倍くらいになっていた可能性も。
「でもやっぱり辞めるのは怖い」と言う人は、まずはスキルを身につけてみることをおすすめします。
やってみて向いていれば転職すればいいし、向いていなければ消防士を続けるのもあり。とにかく行動が大切なので、モチベーションが高いうちに行動しましょう。