「公務員を辞めてはいけないと周囲に言われて転職したいけど迷っている」
「公務員を辞めたいけどやりたいことがない」
「転職しても公務員よりも良い仕事に就けるか不安」
今回はこんなお悩みについて解説します。
【自己紹介】
- ぱんだの中の人(詳しいプロフィール)
- 元公務員(消防士)
- 現役の在宅エンジニア(未経験から転職)
- YouTube(ぱんだ【元消防士エンジニア】)
- twitter (@from_fdcom)
公務員って辞めたい人が多い割に、実際に転職する人って少ないですよね。
「公務員を辞めようとすると家族に反対される」
「公務員を辞めたら安定を失う」
「そもそも公務員を辞める人が少ないから勇気が出ない」
などの理由から転職に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。しかし、公務員の場合は汎用的なスキルがないため、転職は歳を重ねるほど不利。
実際に転職するかしないかは別として、転職のための勉強はしておいても損はないです。
転職を迷っている段階で、いろんなことを勉強してみて感触を確かめるのも良いね!
逆に、
「転職してみたら案外給料が上がった」
「転職したらストレスが減った」
「もっと早く公務員を辞めておけば良かった」
という人も。
実際に僕は消防士として6年間勤めたのですが、「もっと早く転職しておけば、今頃もっと大きく稼げていたのに」「公務員時代よりも時間的にも精神的にも余裕ができた」というのが今の気持ちです。
将来的にお金の不安をなくして家族とのんびり過ごす生活って、最高ですよね。
- 「公務員を辞めてはいけない」という考えが間違っている3つの理由
- 公務員は安定しているけど、お金の不安はなくならない
- 公務員を辞めてもスキルをつければより安定する
妻子持ち、住宅ローン、奨学金あり、コロナ禍で公務員を辞めて転職した私が、体験談を元に解説します。
結構厳しい状態での転職だったので、公務員からの転職を考えている人には参考にしてもらえると思います。
「公務員を辞めてはいけない」という考えが間違っている3つの理由

正直言って「公務員は辞めてはいけない」という考えはもう古いです。
理由は主に3つあります。
- 汎用的なスキルが身に付かないから
- 副業ができないから
- 個人でも稼ぐ方法が増えてきているから
順番に解説していきます。
「公務員を辞めてはいけない」は間違っている理由① 汎用的なスキルが身に付かないから
「人生100年時代」と言われるほど寿命が長くなったため、公務員でも退職後は働く人がほとんどです。
しかし、退職後に働くとしても、公務員にはスキルがないので大きく稼ぐことはできません。
なので、公務員時代は偉い役職だった人も、退職後は新卒公務員と同じくらいの給料になってしまいます。
個人的には、都落ちに見えたため公務員でいることが不安になりました。
「公務員は退職金がたくさん出るじゃないか」と言う人もいるかもしれませんが、退職金は減り続けている上に、退職金も満足にもらえるかどうかもわかりませんよね。
なので、汎用的な稼げるスキルがないのはやはり将来的に不安です。
確かに、退職金とか年金とかはもらえるか分からないから期待せずにいるくらいがちょうど良いのかも。
こちらでも詳しく解説してます。
>>公務員をおすすめしない5つの理由と民間との違いを、元公務員が解説
「公務員を辞めてはいけない」は間違っている理由② 副業ができないから
知っている人も多いと思いますが、公務員は副業ができません。
副業ができないため、決まった給料の中でずっと暮らしていかなければならないのです。
確かに公務員は最低限の生活をしていくことはできますが、いざと言う時に頑張って稼ぐこともできないのです。
厳密には公務員でも副業はできる場合もありますが、種類が限られます。
種類が限られている時点で稼ぐには不利。
決まったお金しかなく、いざと言うときは借金以外に方法がないという状態が本当に安泰なのでしょうか?
そう考えると、「頑張れば稼げる」という状態があった方が安心ですよね。
「公務員を辞めてはいけない」は間違っている理由③ 個人でも稼ぐ方法が増えてきているから
今の時代、インターネットが普及したことにより、個人でも稼ぐ方法がどんどん増えてきています。
その上、稼ぎ方などの情報もインターネット上に溢れているのです。
なので、若いうちに大きく稼いで早期リタイアする人も少なくありません。
このような夢のある時代に、決まった給料でスキルもつけずに働き続けるのはベストな生き方ではないかもしれませんね。
「個人で稼ぐにはリスクもある」という意見もあるかもしれませんが、実際はどうでしょうか?
昔と違って今は初期費用やランニングコストをかけずに稼ぐ方法もあります。
そんな現代で、個人で稼ぐ挑戦をしないのはもったいない気がしてしまいますよね。
以上の3つの理由から、公務員を辞めてはいけないという考えはやはり古いです。
公務員は安定しているけど、お金の不安はなくならない

公務員は安定しているけど、お金の不安はなくなりません。
良くも安定、悪くも安定なんですよね。
安定した給料がもらえるので、なぜか安心している人が多い公務員ですが、常にお金の不安は消えません。
私も、子供の養育費や住宅ローン、退職後のお金などの心配から、「いかに節約しながら貯金をしていくか」ばかり考えなければならない状況でした。
しかし今は違います。
エンジニアになって稼げるスキルもついてきました。もちろん今もどんどんスキルアップもしているし、それに伴い収入も上がっています。
しかし公務員は、決まった額以上に稼げることはほぼないので、一生今のお金の不安と隣り合わせですよね。
こちらに詳しく書いてあるので、参考にしてください。
>>公務員は安定だけど安心できない3つの理由!元公務員が徹底解説
確かに、常にお金の心配をするような生活をずっと続けるのは嫌かも…
公務員を辞めてもスキルをつければより安定する

公務員を辞めてもスキルをつければ、さらに安定させることも可能です。
というか、せっかく公務員を辞めて転職するのに、スキルをつけないのはすごくもったいないです。
理由は、公務員じゃなくなれば、あなたのスキルが、あなたの収入を決めると言っても過言ではないからです。
逆に言えば、需要の高いスキルを手に入れてしまえば、公務員時代よりも高い収入で安定させることも可能です。
例えば、公務員を辞めて、プログラミングができるようになったとしたらどうなるでしょうか?
今はプログラマーが不足している時代なので、プログラマーは引っ張りだこです。
プログラミングは、需要の高いスキルなので稼げる額ももちろん大きくなるのです。
「でも、プログラミングって難しそう」
「僕はパソコン苦手だし」
という方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
僕も公務員時代はパソコンが大の苦手でした。
でも、プログラミングが稼げるスキルだと知ってから勉強した結果、プログラマーに転職することができたのです。
さらに今は、プログラミングスクールも充実してる上に、無料のプログラミングスクールまである時代です。
しかもほとんどのプログラミングスクールが就職サポートまでついています。
誰でもプログラマーになって逆転可能な時代ですね。
つまり、情報を知っているか否か、行動力があるかないかだけで差が広がってしまうんです。
少し話が逸れましたが、やはり、せっかく公務員を辞めるなら、スキルをつけて転職しないともったいないですね。
スキルをつけて需要の高い仕事ができれば、今よりも高い位置で安定できるかもしれないよね!
【まとめ】「公務員を辞めてはいけない」は古い

公務員を辞めてはいけないというのは、古い時代の固定観念であるということがわかってもらえたでしょうか?
もちろん、僕らの親世代は確実に「公務員を辞めてはいけない」と言います。
僕も転職することを親に話したときは猛反対されましたね。笑
なので、転職を考えていても迷ってしまう気持ちもよくわかります。
でも、今の時代は個人でもスキルをつければ稼げる時代です。
転職するかしないかは別として、試しにプログラミングなどに挑戦してみるのも良いと思います。
無料のプログラミングスクールもあるのでリスク0で頑張れます。
あとは自分の人生のために、行動するかしないかですね!
行動の1歩目としては、転職エージェントや転職サイトを見てみるのもあり。
無料なのでとりあえず下の2つくらいは登録して、いくつか求人を見てみましょう。
僕のブログでは他にも、公務員で転職したい人、転職を考えてる人に役立つ記事を書いています。
また、未経験からプログラマーになる方法についても記事を書いてるので、ぜひ他の記事も読んでみてください!